2015-06-16 第189回国会 参議院 国土交通委員会 第15号
そして、最後もう一点、鉄道についてですけれども、先日触れました、よもや大事故になりそうだったという肥前竜王駅での問題ですけれども、あとちょっとで単線の鉄道で正面衝突しそうだったという事案がありました。この件に関しては、JR九州としては、法律的な義務付けがなかったので自治体への連絡はしていないというふうに答弁されました。
そして、最後もう一点、鉄道についてですけれども、先日触れました、よもや大事故になりそうだったという肥前竜王駅での問題ですけれども、あとちょっとで単線の鉄道で正面衝突しそうだったという事案がありました。この件に関しては、JR九州としては、法律的な義務付けがなかったので自治体への連絡はしていないというふうに答弁されました。
○政府参考人(藤田耕三君) まず、事実関係でございますけれども、今回の御指摘の肥前竜王駅の事象につきましては、JR九州からは沿線自治体に対して個別の連絡は行っていないということでございます。報道機関に対するプレス発表あるいは記者会見、ホームページへの掲載などによって一般的な情報提供を行ったというふうに聞いております。
○政府参考人(藤田耕三君) 御指摘の事案、五月二十二日の十二時二十分頃、JR九州の長崎線肥前竜王駅構内におきまして、下り特急「かもめ一九号」と上り特急「かもめ二〇号」が同一の線路に進入して、約九十三メートルまで接近して緊急停止したというものでございます。 国土交通省としましては、JR九州に対して徹底した原因究明と適切な再発防止対策を行うよう指導いたしました。
今回の事案も、肥前竜王駅、無人駅です。列車と列車が衝突するかもしれない、そういった事態が起こるというのは想像もしませんでしたけれども、列車と列車の事故だけではなくて、列車と人との事故を防止する安全対策も進めていかなければならないと思います。
十日ほど前ですけれども、五月二十二日金曜日、佐賀県の白石町の長崎本線の肥前竜王駅というところで、上りと下りの列車がぶつかりそうになって非常停止という事態になりました。その列車の距離、止まったときには九十三メートルしかなかったということです。本当、あわや大惨事という事態でした。